日本酒のあてに塩

昔は塩をあてにして日本酒を飲んだり、
またお酒上級者の中には、今も塩をあてにしてお酒を飲む人がいます。

 

しかしなぜ、塩があてになるのか不思議に思いますよね。

 

確かに升で日本酒を飲む時には、升に塩を盛っておく習慣があります。
古くからある習慣のようで、
戦国時代にはすでに、お酒の肴が塩が定番だったようです。

 

ただし、当時の塩は現代の塩とは異なり、海水から作ったミネラル塩でした。
そのため塩分が低く、味わいもよく、日本酒との相性もよかったのでしょう。

 

なぜそのような習慣が出来たのかは、いくつかの説があります。

 

現在では空腹の状態でお酒を飲むと、
胃に負担がかかったり、悪酔いの原因になってしまう事が周知されています。
そのため、居酒屋ではお酒を飲む前に、
何かおつまみを食べてから、お酒を飲む人が増えています。
五反田の居酒屋で個室のきれいなお店でも、まずはすぐ出るおつまみを注文する方が多いです。

 

ですが、お腹が膨れると、お酒の味が損なわれるため、
塩をあてにするという説。
それなら、塩を口に含む事で、お酒が甘く美味しく感じられるため、
塩をあてにするという説。
他にも、塩の塩分により、喉が渇くので、
お酒が飲みたくなるという説もあります。

 

確かに、お酒のおつまみには、
塩分が多い、味が濃いものが多いですよね。

 

また、塩とお酒の組み合わせは、日本酒だけではありません。

 

ブルドックというカクテルは、ウォッカとグレープフルーツを割ったカクテルです。
ブルドックのグラスの淵に、塩をつけて飲む飲み方を、ソルティードックと呼びます。
この塩のおかげで、味が引き立ち、カクテルが美味しくなります。

 

注意点としては、塩分の取り過ぎは、
健康を損なう恐れがあるため、ほどほとにしておきましょう。